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Bread&Butter【第34話】を読んだのであらすじ・ネタバレ・感想をまとめました。
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Bread&Butter【第34話】のネタバレ
元婚約者・純からの結婚を知らせるメール。
思わず洋一は携帯を取り落としてしまい、拾い上げたときには新たなメッセージを受信していた。
それは、優しそうな男性とともに微笑む、ウェディングドレス姿の彼女で―――…
そして続けて純から、結婚までの経緯を語るメッセージが次々と受信する。
相手の男性は、バツイチで子供もいるが、とてもとてもやさしい男性であること。
本当は41歳で結婚なんて、と躊躇っていたこと。
しかしそれでも、
もう決して若くないお互いの身に何かあった時、戸籍が”他人”では不便なこともあるかもしれない、と思い、籍を入れる決断をしたこと。
そして純の両親に、それを報告した時の反応を。
純の両親は、諦めていた娘の結婚に驚き、しばらく動かなくなった後、
浮かれたように、「式をあげよう」と言ったという。
始めは純は「ウエディングドレスが似合う歳でもない」と抵抗していたが、両親に「自分達がこの結婚を自慢したい」と押し切られ、結婚式を挙げることになった。
そんなとき、実は23歳の姪っ子も同じ時期に結婚することを聞かされる純。
自分の結婚式よりも先に、姪っ子の結婚式に参加することになった彼女は、天使のようにカワイイ姪っ子の姿を見ながら、自分が23歳の頃のことを思い返していたという。
あの頃の純は、洋一が漫画家になると聞き、自分が働いて食べさせなければと必死だった。
そして、食事に頓着しない彼の家に、食事を作りに行ったりもした。
そんなことを考えているうちに、姪の式は終盤に差し掛かり、両親への感謝の手紙へ。
それを聞きながら、純は迷っていた。
自分の結婚式のとき、どうしようかと。
思えば学生の頃はもちろん、就職してすぐのころは、困ったことがあれば甘え、依存しながら両親に育ててもらってきた。
だがいつしか、自分の方が会社の動きに聡くなり、庇護される立場が、入れ替わっていった。
だから、思うのだ。
親元を離れてからは、代わりに友人や深くかかわってきた人、そして仕事。
そういったものに、自分は育てられてきたような気がする、と。
そんなとき、純は思い返したのだという。
実家を出て、20歳から15年間 一番深く長く一緒に居たのは、洋一だと―――…
そしてそれを、旦那に見抜かれた純。
「今 元彼さんの事考えてたでしょ」と。
それもそのはず、どうやら旦那も、元奥さんのことを思い出していたからのようで。
そんな彼は、自分の長所や短所、なによりもみっともない姿を晒しながら、それでもそれから目を背けたままでは生きていけないことを、前の家族に教えてもらったと語った。
「君と出会えた今だから言えることだけど… ”感謝してる”」
そう呟いた、純の夫。
そして彼は、「今この自分で純に出会えたのも、元妻と出会えたお陰」だと続けながら、同時に純にも問いかけてきた。
「君は? 元彼さんに 感謝してる?」
その言葉に、純は思い返していた。
あの日洋一に、「不幸になればいい」と言ったことを。
「あなたは絶対 他人を愛せない」と、パンをぶつけながら罵ったことを―――…
【私は 洋一 あなたに伝えなきゃいけない事がある】
そしてそんなメッセージを受信した洋一。
だが、次に続いたメッセージは、予想外のものだった。
【あ、ごめん お風呂入るから また今度】
そしてさらに、来月新婚旅行のため、今は仕事を前倒していて忙しく、続きはまた落ち着いてから、とのメッセージを受信する。
それを白目で見ていた洋一は、最後の締めくくりの言葉に、今日一番の衝撃を受けた。
【待て次号!!】
そのメッセージに、「次号っていつだよ」と洋一の叫び声が響いた、その日。
実はその日は、午前中に柚季にも事件が起きていた。
その日もパン屋で働いていた彼女は、五十嵐から、旦那と話し合いが出来なかったことを聞いていた。
ちゃんと話そうとした五十嵐だったが、旦那が酔っぱらって帰ってきたのを見て、心底どうでもよくなってしまったのだそうだ。
そして彼女は、翌日の朝から、もう夫にご飯を作らなくなった。
それどころか、掃除も洗濯も、義両親のケアも料理も、もう自分はしないと宣言する彼女。
もう”彼の妻”の役割は、全て放棄すると言うのだ。
その代わり家賃は入れるという五十嵐。
ここは夫と、その両親の家だからと。
さらには家の裏手に建てた店の借地料も遡って返す、と言い出した五十嵐は、自分の”打算”を後悔していたのだ。
夫が家の土地に建てればタダだと言い、箱根という立地の良さも幸いして、このおいしい話に乗ってしまったこと。
だからこそ、彼女はそれと引き換えに、沢山の不満を飲み込んできた。
だが、もう彼女の我慢は限界に達し、同時に覚悟が決まったよう。
そして彼女は、高らか宣言した。
「対価はきっちりお支払する その代わり 好きにやらせて頂きます」
それを聞いた柚季は、そんな五十嵐に感心していた。
それは、今までいろんな夫婦を見てきた柚季が抱いた、率直な意見。
「相手に不満を抱いても 皆選ぶ方法はバラバラで
五十嵐さんは 心底どうでも良くなっても離婚は選ばないんだな―――って」
そしてそう言った柚季に、五十嵐は少し照れつつ、「子供がいるから」と言い訳するが、
柚季が見てきた夫婦は皆子供がいた、とバッサリ。
「どっちが「良い」「悪い」じゃないんですよね きっと」
そのままそう言った柚季は、話題を今日のまかないのことに移した。
すると今日は、「ブルスケッタ」を変更して「パンコントマテ」にするという。
ちなみにパンコントマテは、こんがり焼いたパンに、生のニンニクを刷り込み、更に半分に切ったトマトの切り口も、パンにたっぷり塗り付ける。
そして最後に塩とオリーブオイルを振りかければできあがり、というスペイン料理だ。
それを食べるスタッフを見ながら、ふと五十嵐は思い出していた。
そしてそれを、帰り道に柚季に話す彼女。
「一緒に 食事するのがすごく楽しかったのよ ダンナと」
そう言った五十嵐は、旦那と食べたパンコントマテの話を始めた。
世界中を旅して、いろいろな地で食事をした経験のある旦那は、ある日パンコントマテを躊躇もせず、両手を汚しながら爆笑して食べていたのだという。
五十嵐の家が、食事のマナーにうるさかったのもあって、それはかなり衝撃だった。
だが、それで彼女は思ったのだそう。
「食事は五感で楽しむもの」なのだと。
そしてそんな旦那が言った「君の作るご飯は世界で一番おいしいよ」という言葉を、五十嵐は”本音だった”と思っている。
だから彼女は未だに、そんな旦那に期待しているのかもしれないと、小さく呟いた。
そしてそんな話をしていたときだった。
ふと五十嵐が、ゆうべ寝る前に思ったということを話し出す。
「何でも出来る」「何始めよう」とわくわくしていた彼女は、柚季の顔が思い浮かんだのだそうだ。
意味がわからない柚季に、さらに衝撃の言葉が続く。
「独立する気ない? 私と二人で 店出さない?」
そして時間は戻り、純の連絡を未だ気にする洋一。
もはや気になり過ぎて、仕事が手に付かないほどだった。
そんなとき、柚季からも連絡が入り、「オレの癒し」とメッセージを開く洋一。
しかしそこには、またもや気になる情報が。
【私、店出すことになるかもしれない】
だがその後、彼女は何も詳細を語ることなく、びっくりしたから寝ると連絡が入ってくる。
【続きはまた今度】
そしてそのまま、眠る猫のスタンプで締めくくられた柚季の連絡。
それを見ていた洋一は、あまりの出来事に涙すら流した。
「どいつもこいつも!! はよ続き!!!」
そう叫ぶ洋一の仕事は、どうやらしばらく、はかどりそうになかった。
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Bread&Butter【第34話】の感想と考察
洋一の気持ちがとてもわかる終わり方でした!!笑
なんでみんなそんなところで連絡を終えちゃうんだよ―――!!!
ただ、純はしっかりと前に進めそうなので、洋一も少し気持ちが切り替わるのではないでしょうか。
柚季に関しては、やはりまだ迷う部分があるでしょうね。
どんな結果を出すのか、次回も見逃せません!
次回のBread&Butterは休載のため、【第35話】掲載のココハナ2019年6月号の発売日は4月27日になります!
まとめ
以上、Bread&Butter【第34話】のネタバレ・感想を紹介しました。
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